第2回地域医療支援ネットワーク協議会

活動報告写真
ネットワーク協議会は、浜松医大:山岡教授の呼びかけで、中東遠・志田榛原地区の地域医療のあり方と公立病院との提携を探る市民団体の情報交換組織として、2011年5月28日に発足。

◆参加団体
・森町   森町病院友の会(会長:高野一利)
・袋井市 NPO法人ブライツ(理事長:村田朝子)
・掛川市 f.a.n.地域医療を育む会(会長:武田和子)
・島田市 島田市地域医療を支援する会(代表:神代醇一)

4団体計:30名参加

◆事例発表(例)
袋井市・・・「地域医療座談会の開催」「5つの心がけの周知事業」
島田市・・・「救急救命士による市民学集会」「病院等に感謝する作文集の刊行」等

◆講演「家庭医養成と地域医療再生」 講師:森町家庭医療センター所長:佐野 潔先生
先生は、講演の中で「1診療30分程度をかけて、患者さんの心の問題や生活実態までもを理解した上での、全診療科目に対応する’家庭医’の存在と、その上での高度医療との連携が地域医療を支える」と説いた。
事例発表、講演後の懇親会ではお互いの活動紹介や山岡教授、佐野先生への質問などで交流を深め、最後に4団体が連携して事業に取り組むことが確認された。
ネットワークを主催する山岡教授は、「医師を育てるのは先輩医師だけではなく、患者さんや市民の責務でもあり、互いに努力することで、医師にとって働きやすい環境が実現し、市民の安全・安心にもつながる。」と締めくくった。
次回は、半年後に召集予定。