よい治療のためには、お医者さんとの信頼関係をつくることが大切です。
大切なポイントをまとめました。
1.自分の病気をしっかり理解しよう。
自分の病気に無関心だったり、過剰に心配しすぎたりしないようにしましょう。
2.医師の説明をよく聞こう。
自分の訴えばかりでなく医師の説明をよく聞き、不明な点や疑問なところは聞き返しましょう。
3.症状をなるべく正確に伝えよう。
自分の訴えたいことはもちろんそのほかの症状もなるべく具体的に詳細に伝えましょう。
4.医師の質問にしっかり答えよう。
自分の訴えたいことばかりを言い、質問にしっかり答えないことは医師にとっても辛いことです。
5.病院、医院のはしごはやめよう。
治療するところを信頼できる医療機関一本にしぼって治療してもらうことが治療の近道です。
6.2ヶ所以上の医療機関にかかっていたら、必ず薬の内容を伝えよう。
お薬手帳は必ず持参して医師に見せましょう。薬害を少なくすることにもなります。
7.処方された薬はきちんと飲みましょう。
飲まなかった薬、飲むと具合が悪くなる薬などは正直に報告しましょう。
8.医師との信頼関係を築こう。
医師も患者さんも、信頼関係があって初めて良い治療ができます。
9.医師は病気を治すお手伝いしかできません。治すのはあなたです。
病気と闘う、病気を治そうと努力するのはあなたです。特に生活習慣病は自分との闘いです。
10.日常生活や食生活が乱れていれば治る病気も治らない。
規則正しい生活のリズム、食事の摂り方が病気を治す基本になります。休むときはしっかり休み、食事も病気にふさわしい食事を規則正しく摂る、これが基本の処方箋です。
提供/袋井市医師会